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由規の“新兵器”は使い物になるか?

 実戦では散々だった由規、新球ツーシームがものになれば、最強の武器になるのだが…。

 日本人最速右腕、ヤクルトの由規投手(21)が17日、沖縄・浦添で行われた韓国・サムスンとの練習試合に先発。2回を2安打3四死球1失点と荒れまくりで、不安の残る内容となった。

 由規は昨年8月26日の横浜戦(神宮)で161キロをマーク。日本人投手としては初めて160キロの壁を破った。この日も速球王ぶりは健在で、この時期としては驚異の最速154キロをマーク。全48球のうち、150キロ以上は6球にも及んだ。

 ところが、昨年秋から取り組んできた新球のツーシームの制球がまったく定まらない。この日は初の実戦での“試投”とはいえ、全11球がすべてボール球となった。二回にはサムスンの9番・趙東贊(チョ・ドンチャン)に死球を与える暴れよう。

 小川淳司監督(53)は「初登板なので由規の悪いところが全部出たね。スピードはあったが制球はバラついていたし、立ち上がりも悪い。ツーシームは武器になると思うが、そんな簡単にはいかないでしょう」と苦笑しながらも厳しい評価だ。

 由規も「力みすぎました。力むから体の軸もぶれるしリリースも安定しない。ブルペンではできているのに。思ったようにコントロールできていない。球が抜けてデッドボールになってしまった」と反省を口にしたが、同時に収穫も。「意識して内角を攻められたことが収穫。これまでは内角を攻めきれなかったけど、これからはドンドン攻めていきたい」と手応えをつかんだ様子だ。

 昨年、由規は自身初となる2けたの12勝を挙げて、大きく飛躍した年となったが、同時に負け数も9。大量失点するケースもあって、防御率は3.60と平凡なものだった。日本人最速の剛速球を持ちながら、今ひとつ燕のエースに成りきれていないのは、持ち球が少なく、外角への直球とスライダーが中心という投球パターンのためだ。新球ツーシームの習得を目指しているのも、より投球の幅を広げるのが目的だ。

 この日は死球にもなってしまったが、右打者の内角をえぐるツーシームがものになれば、最強の武器となる。まだ、未完成ながらも他球団のスコアラーの目には、それなりに“脅威”と映ったようだ。

 「腕も振れているし、速い球の持ち主でその意味では順調な仕上がり。きょうはツーシームを試してるという印象。どれだけ制球できるかでしょう」(巨人・村田スコアラー)、「これまではスライダー頼りの面もあったが、ツーシームを強気に投げていた。あれがものになると投球の幅が広がるし、直球がさらに生きる」(中日・前田スコアラー)、「ツーシームを使いこなせるようになれば、ダルビッシュのように投球の幅が広がる。あれだけの直球に新たな球種が加われば、本当に怖い存在になる」(日本ハム・渡辺スコアラー)と一様に警戒感を強めている。

 シュート系のツーシームはスライダーとは逆の変化。右打者をのけぞらせるだけでなく、左打者に対しても有効だ。ただ、問題はこの“武器”をうまくコントロールできるかどうかだ。

 9日には、元監督の古田敦也氏(45)が古巣のキャンプ地を訪問。2007年の高校生ドラフトでは、監督として5球団が競合した由規を引き当てた縁もあり、“未完のエース”に対する思い入れは強い。その古田氏は、ツーシームの習得について「最初はコントロールをつけるのに時間がかかる。抜けて死球になりやすいから、インハイを狙うと右打者の顔のあたりに行く。当たると若い投手は投げにくくなるので、まずは曲げようと思わずに低めを狙え」とアドバイスを送っている。

 実は、ブルペンでは、ほぼ完成の域に達しているのだが、いざ打者を前にしての実戦となると、どうしても力が入ってしまい、由規は「ブルペンの50~60%くらい」という。あとは、開幕までにどれだけ精度を高めていけるか…。1989年(平成元年)生まれの由規には、球界初の「平成生まれのタイトルホルダー」の期待もかかる。

 2001年の日本一以来、優勝から遠ざかっているヤクルト。このオフも大きな補強はなかっただけに、由規の新球マスターには、チームの命運もかかっている。



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[ 2011/02/18 09:49 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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