本間普喜のホンマのところ… TOP > スポンサー広告> スポーツ > プロ野球 > ナベツネvs蓮舫、因縁バトル再び…                    お気に入りに追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ナベツネvs蓮舫、因縁バトル再び…

 文部科学省などからダメ出しを食らったセ・リーグ。それでも巨人は29日開幕強行の方針だが…。

 日本野球機構(NPB)の加藤良三コミッショナー(69)、セ・リーグ理事長の新純生ヤクルト常務取締役(58)、パ・リーグ理事長の井上智治楽天オーナー代行(56)、労組日本プロ野球選手会の阪神・新井貴浩会長(34)が22日、高木義明文部科学相(65)、池田元久経済産業副大臣(70)、蓮舫節電啓発担当相(43)を訪問。4月中の東京・東北電力管内でのナイター自粛を改めて要請された。

 高木文科相は「いつ一斉停電が起きてもおかしくない状況で、ナイターは国民の理解を得られない。慣例を飛び越えて、セが千葉ロッテの球場を使うとか、再考をお願いしたい」とし、セが4月5日から実施を希望する「減灯ナイター案」を差し戻した。池田副大臣も同様の見解だった。

 また、蓮舫担当相は「なぜ4日間だけの延期か、とうかがったら『ドームを使わないで済む』というお答えでした。これでは(ナイターを)実施する根拠にならない。こだわるのであれば、科学的根拠を示してほしい」と、たった4日間だけの開幕延期案をバッサリ。東京ドームでのデーゲームにも「基本的にナイターの時間帯に需要が高まるとはいえ、ナイターと類似の電力使用があれば控えていただきたい」と要請した。さらに「(セ、パ同時開幕を要望している)新井会長に賛同する」と選手会支持を表明した。

 これを受けてNPBは、あす24日にセ・リーグ理事会、26日に12球団によるオーナー会議を開いて対応を協議するが、政府サイドからこうもダメ出しを食らっては、セ・リーグ首脳のメンツは丸潰れ同然だ。パ・リーグ同様にセ・リーグも、大幅な日程の見直しは避けられない情勢で、ヤクルトや横浜はデーゲームへの変更、代替球場などの検討を始めた。

 選手会の猛反対、ファンからの猛批判、政府サイドからのダメ出しと“トリプルコンボ”を食らっては、セ・リーグ首脳もさすがに考え方を改めなければならないだろう。だが、それでもなお、強行開幕にこだわっているお方がいる。セ・リーグ強行開幕の旗振り役、巨人の滝鼻卓雄オーナー(71)だ。

 滝鼻オーナーは同日、「それ(29日開幕)は動いていないのではないか。開幕は政府が決めることですか? 節電してくれというのは政府が言うことだろうが、開幕を何日にしろというのはお上が決めることか。日程はわれわれが決めること」と不快感をあらわにし、あくまでも29日のセ・リーグ単独開幕にこだわる姿勢を強調。節電問題はともかく、蓮舫担当相の「4日間延期の科学的根拠を示せ」という発言に対して“内政干渉”という見解を示した。

 滝鼻オーナーは「こういう重大な時期だし、国難という言葉も使われる。それをしっかりと受け止めて週末(26日)の会議で議論する」としたが、パ・リーグが独自に4月12日に開幕を延期したことにも言及し、「パが先行していろいろなことを決めているようですが、そうはいかないと思います。交流戦の日程もどうなるかわからない。交流戦はもういらない、と(パが)言うならば、それはそれなりの考え方があるだろう」と交流戦中止の可能性もほのめかした。

 文科省、経産省、蓮舫担当相からも、パ・リーグの日程変更については何のクレームも出なかった。世論もパ・リーグの判断を「良識的」と受け止めており、セ・リーグだけが悪者にされている格好だ。交流戦は長年、パ・リーグ側が実施を求めてきたが、セ・リーグ側が拒否し続け、2005年になってようやく実施された経緯がある。観客動員やテレビ放映権収入の見込める交流戦は、パ・リーグにとっては生命線だ。滝鼻オーナーの発言は、「これ以上パ・リーグだけが“いい子ちゃん”ぶるなら、交流戦をなくしてもいいんだぞ!」という恫喝と言ってもいい。

 巨人がこうも強気なのは、やはり読売グループのドン、ナベツネこと渡辺恒雄球団会長(84)の強い意向がある。渡辺会長は16日に行われた財界人による巨人の激励会「燦燦会」で延期を求める意見を「俗説」と切り捨て「いい緊張感のある試合をやれば、観衆は元気を持てるし、労働のエネルギーが出る、生産性が上がる」と予定通り3月25日開幕の正当性を主張した。巨人としては4日間“も”譲歩したというのに、これ以上延期はできないというわけだ。

 渡辺会長と蓮舫担当相といえば、因縁浅からぬものがある。ちょうど1年前の3月23日に行われた「燦燦会」で、渡辺会長は蓮舫担当相らの事業仕分けを引き合いに出し、「愚かなタレント出身の女性議員が、なんで1番じゃないといけないのか、2番じゃダメなのかとバカな発言をした。国民の働く人々の気持ちを傷つけた。バカな女がいるもんだ」と蓮舫担当相をバカ女呼ばわりし、「巨人は1番じゃないといけない。2位じゃいけない。それが巨人に与えられた宿命です」とスピーチ。当時は事業仕分けに対する不満や、民主党の支持率が急落していたこともあり、場内は大爆笑となった。

 そして、今度は蓮舫担当相が「たとえデーゲームでも東京ドームは使うな」と“逆襲”に出ている。前回は事業仕分けを一方的に批判されたが、今回は文科省、経産省の後ろ盾もあり、選手会やファンも味方だ。セ・リーグ首脳の間でも足並みが乱れており、26日のオーナー会議でどのような結論が出されるかは不透明だ。果たして、ナベツネvs蓮舫の因縁バトルはどのような決着となるのか…。


スポンサーサイト
[ 2011/03/23 09:06 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

※ ご注意!
当サイトのコンテンツは、あくまでも本間普喜一個人の見解を元にしたものです。
産経新聞社の見解を代表するものではありません。
プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
最新コメント
最新トラックバック
お勧めリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。