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斎藤佑樹“復活”は本物か?

 日本ハム・斎藤の別人のような好投を受け、梨田監督はローテ入りを明言。だが…。

 日本ハムのドラフト1位ルーキー・斎藤佑樹投手(22)が27日、ロッテとの練習試合(札幌ドーム)でプロ2度目の先発。5回を2安打1失点(自責0)と好投した。前回、メッタ打ちを食らった21日の阪神戦とは別人のような投球内容に梨田昌孝監督(57)は「ローテの一角と考えていい」と開幕ローテーション入りを明言した。

 一体、どっちが本物の“佑ちゃん”なのか?! 21日のオープン戦最終戦、阪神戦(札幌ドーム)でプロ初先発した際には、3回13安打9失点で火だるま状態に。本人も「力不足」を痛感し、ネット裏で見守っていた他球団のスコアラーたちも、「とてもプロで通用するレベルではない」と厳しい評価だった。

 それから、中5日。斎藤は同じ札幌ドームで雪辱のマウンドに上がった。練習試合とあって、観衆はゼロ。静寂のドーム内にテンポ良く白球の捕球音が響く。斎藤が内外角を丁寧に投げ分け、昨年日本一のロッテ打線を相手に、凡打の山を築いていった。

 一回は三者凡退と順調な滑り出し。二回は1死からサブローに四球を与えたものの、後続を打ち取った。三回も清田に四球を与えただけ。ピンチらしいピンチといえば、四回、2死からサブローに左越え二塁打を浴び、続く福浦の三塁線へのゴロを陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が弾いて1点を献上したが、今江を中飛に打ち取って、傷口を最小限に抑えた。

 五回は先頭の金沢に右前安打を許したが、続く里崎を内角のツーシームで三ゴロ併殺に打ち取り、清田には再び四球を与えたが、最後の打者荻野貴をフォークで三ゴロに打ち取った。この日の最高球速は142キロ。実戦では初めてとなる106キロの“遅球”スローカーブも披露した。

 「まだ手応えとまではいきませんが、5回1失点という内容にホッとしています。直球はバラつきがあったけど、指のかかりがよかった。上半身の力を抜いて、投げる瞬間だけ力を入れようと。自分本来のフォームが戻ってきたから差し込めるボールが投げられたと思います」と久しぶりの笑顔を見せた斎藤。この日はプロ最多の82球を投げ、3つの四球を出したが、「際どいところを突いての四球なので」と攻めの投球の結果だった。

 この好投に、本人以上に喜んだのは日本ハム首脳陣だろう。梨田監督は「きょうの投球でローテ入りが決まったと考えていいと思う。前回とは別人だった。落ち着きもあったし文句ない」と安堵の表情を浮かべた。

 日本ハム首脳陣はすでに、斎藤をローテーションの一員として計算に入れている。現段階ではダルビッシュ、ウルフ、八木、武田勝、ケッペルに次ぐ6番手の扱いで、順当なら4月17日のロッテ戦(札幌ドーム)での公式戦デビューが有力視されている。注目ルーキー斎藤を順調にデビューさせるのが、今季の日本ハム首脳陣に課せられた最大の使命。前回の阪神戦から高い修正能力を見せたことは何よりの朗報だ。

 前回の阪神戦との違いについて斎藤は「一番はコントロール。甘い球を投げないように心がけました。前回は打たれだしたら焦ってしまって、力んでフォームがバラバラになってしまった」という。この反省からビデオを見て研究。走者を背負ってのクイックモーションも前回の1.7秒から1.2秒に修正した。

 ただ、今回が百点満点というわけではない。斎藤は「打たれて学んだのは焦らないこと。抑えて学んだことはしっかり腕を振って勝負しにいくこと。変化球はまだ甘い球があるし、直球を磨かないとプロで何年も活躍できない」と話し、四回のサブローの左越え二塁打も「札幌ドームじゃなかったら入っていた」と自己評価は辛めだ。同じく四回の井口の左飛も、もう少しで柵越えという当たり。その井口は「まとまっているので大崩れはしそうもない投手。ただ、そんなに嫌な球があるという感じもしなかった。あとはシーズンに入ってどう投げてくるか、かな」と話す。

 次回登板予定は4月3日の楽天との慈善試合(札幌ドーム)。「直球にバラつきがあり、変化球もまだ甘い球がある」という課題をどう克服していくのか…。打たれては学び、抑えては学ぶ斎藤は、まだ発展途上の段階。今後も登板を重ねるごとに進化していくことになりそうだ。


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[ 2011/03/28 09:50 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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