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マー君vsマエケンの明暗…

 西武を完封した楽天・田中に対して、広島・前田健は巨人相手に炎上。同世代対決は田中が大きくリードか…。

 無観客で行われた西武との練習試合(29日、ほっともっと神戸)。先発した楽天・田中将大投手(22)が、ほぼベストメンバーをそろえてきた西武打線をわずか5安打に抑え、圧巻の完封劇を演じた。これまでの練習試合やオープン戦を通じ、完投も完封も12球団で田中が初だ。

 三塁をも踏ませない好投に田中は「きょうは自分でもよかったと思う。球威もあったし、ほぼ思った通りのところに投げられた。西武には公式戦でも完封したことがなかったので、シーズンにとっておきたいぐらいでしたね」と笑顔を見せた。

 この日の最高球速は148キロ。変化球も冴えて奪った三振は12を数えた。とても開幕前の調整とは思えない本番モードだ。

 田中は2月の沖縄・久米島キャンプ中に「今年は4年連続の岩隈さんから開幕投手の座を奪い、沢村賞を目指して頑張りたいです!」と宣言。オークランド・アスレチックスとの交渉が決裂して楽天に残留した岩隈久志投手(29)に対して堂々と挑戦状を叩き付けた。

 どちらを立てるべきか、楽天首脳陣にとっても悩みの種だった。そして、この日の田中の快投…。だが、星野仙一監督(64)はついに断を下した。「俺は甲子園の第1戦に田中を持っていきたい。あいつは甲子園で生まれ育ったんだし、しかもウチの主催ゲーム。盛り上がるやろ」。

 4月12日のロッテとの開幕戦(QVCマリン)の先発は岩隈に任せ、田中には4月15日のホーム開幕戦(対オリックス、甲子園)を託すというプランだ。田中にとって甲子園は特別な場所。駒大苫小牧高2年夏に胴上げ投手となり、3年夏の決勝では、早実の斎藤佑樹投手(22=日本ハム)と延長15回再試合の激闘を演じた。高校時代は12試合で8勝0敗。昨年5月には阪神との交流戦でプロ入り後初勝利も飾っている。

 田中の気持ちをくんだ上での闘将の配慮。これには田中も異存はない。田中には4月29日に予定されている被災した楽天本拠地、Kスタ宮城での“開幕戦”に先発する可能性も高い。

 一方、早くもエンジン全開の田中に対して、今ひとつピリッと来ないのが広島のエース・前田健太投手(22)だ。29日に行われた巨人との練習試合(マツダスタジアム)では、同期の坂本勇人内野手(22)から3安打を浴びるなど、6回11安打5失点と大乱調。今後に不安を残す内容となった。

 「全球種でいい球も悪い球もあったが、点の取られ方が悪かった」と反省を口にした前田健。今年は初の開幕投手が有力視されているが、開幕が4月12日に再延期される前は、この日が一時、セ・リーグの開幕日と発表されていた。それだけに「きょうが開幕じゃなくて良かった」と苦笑いだ。

 前田健は昨季、15勝、防御率2.21で沢村賞をはじめとする投手部門のタイトルを総取り。1988年生まれの“黄金世代”の中では一歩先んじた存在となった。しかし、今年は宮崎県日南でのキャンプ中にモデルの相原なな(24)との“お泊まりデート”が写真週刊誌で報じられ、「門限破り」で罰金に。さらに、前田健には相原とは別の“本命の彼女”がいることが判明し、泥沼のスキャンダル状態にまで発展した。

 その影響もあってか、前田健はキャンプ、オープン戦でも冴えず、19日には下半身の違和感からオリックスとのオープン戦(わかさスタジアム京都)を回避するなど、調整遅れが懸念されていた。まだ開幕まで間があるとはいえ、同世代の田中とはクッキリ明暗が分かれた格好だ。

 今年、田中が例年以上にやる気になっているのは、この前田健に対する明確なライバル意識がある。入団1年目から1軍入りした田中は4年間で46勝26敗、防御率3.04。一方、2年目から1軍に昇格した前田健は3年間で32勝24敗、防御率2.85。昨シーズンの成績こそ前田健が頭抜けているが、田中としては4年間、コンスタントに好成績を残してきたという自負がある。加えて、今年は大学を経て入ってきた日本ハム・斎藤佑樹投手、巨人・沢村拓一投手、西武・大石達也投手と同世代のライバルがひしめき合う。実績としてはナンバーワンの田中としては、何としてでも“同世代最強投手”を実証したいわけだ。

 特に今年は東日本大震災があり、プロ野球にとっては特別なシーズンとなる。中でも仙台に本拠地を置く楽天は、復興へのシンボルとなる使命が課せられている。「ユニホームを着て、魅せていくのが僕たちの仕事。一つ一つのプレーを大事にしていきたい」と話す田中。ライバルへの闘志と被災者への思いを胸に、今年の田中は、とんでもないことをしでかすかもしれない。


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[ 2011/03/30 09:36 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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