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開幕直前! 今季展望

■今季展望、セ・リーグ編

中日、阪神、巨人の3強は固い。果たして、抜け出すのはどこか…。

【中日】
 球団初のリーグ連覇を狙う今季、開幕延期は吉見、チェンら出遅れた選手が多かった投手陣にとっては“恩恵”となった。開幕投手が有力な中田賢も、延期の間にフォーム修正を図り、それなりの成果を見せている。昨オフに右肘を手術した吉見はすでに実戦登板できるまでに回復。右のエースが早期に戦列に戻れれば、大きなプラスとなる。加えて浅尾、岩瀬の救援陣は盤石だ。

 打線は、森野、和田、ブランコ、グスマンと続く中軸が好調。本拠地、ナゴヤドームでの圧倒的な勝率を維持すれば、球団初のリーグ連覇は十分、あり得る。昨年は日本シリーズでロッテに敗れているだけに、リーグ連覇、日本一の“完全優勝”が大きな目標となる。

【阪神】
 中日の連覇を阻止する一番手と期待されるのが阪神だ。昨季の強力打線はそのままに、投手力を上積みした。小林宏が加入し、久保田、藤川と組む救援陣は万全。先発も久保、能見、スタンリッジに加え、昨季故障で登板がなかった岩田のめどが立った。

 オフに左膝を手術した城島も間に合った。当初から「開幕を目指す」と急速な回復ぶりを見せていたが、開幕が延期になったことでより万全に近い形で臨める。右肩痛を抱える金本も徐々に回復。12球団最強の打線に投手陣がかみ合えば、自ずと優勝争いに絡んでくる。真弓監督にとっては今季が3年目。チームを開花させることができるかどうか。

【巨人】
 得意とする本拠地、東京ドームが5月まで使えないのは大きなマイナス材料だ。加えて、攻守の要である阿部が5日の練習試合で右脚を痛めた。原監督が「軽症ではない」と説明するように、長期離脱の可能性もある。

 先発陣は、ドラフト1位、沢村の出来も上々で駒がそろっている。ただ、抑えの山口までつなぐ中継ぎ陣にやや不安がある。抑えで期待したアルバラデホの状態は上がらず、先発のバニスターは大震災の影響で帰国したまま再来日のめどが立たないために制限選手となってしまった。

 阿部不在の序盤戦をどう乗り切るかがシーズンを左右することになりそうだ。

【ヤクルト】
 昨年はBクラスに終わったものの、潜在能力は高い。何よりの魅力は先発陣。石川、館山、村中、由規と昨季2桁勝利を挙げた4人はリーグ屈指だ。これに5年目の増渕が5番手としてのめどが立った。抑えの林昌勇へスムーズにつなげれば、優勝争いに加わる可能性がある。

 問題は打撃陣で、オープン戦、練習試合を通じて低調が続いた。特にホワイトセル、飯原、畠山ら長距離打者が不振に苦しんだ。好材料としては来日当初は変化球に苦しんだバレンティンと、新加入の浜中に当たりが出始めていること。3月14日に右手小指を骨折した田中の復帰も大きい。

【広島】
 野村監督は福井を先発陣の一角として起用するつもりだ。その期待のルーキーは3日の慈善試合、ヤクルト戦に先発。三回までは無安打に抑えたものの、2巡目に入った四回、バレンティンに3ランを浴びるなど2四球と3長短打で5点を失った。

 いきなりルーキーに結果を期待するのも酷だが、戦力的にはそれも仕方がない。昨年はエース・前田健の活躍ばかりが目立ったが、その前田健の負担を少しでも軽くするためにも、福井への期待は高い。

【横浜】
 もともと手薄な先発投手陣のやりくりが厳しさを増している。東日本大震災の影響で一時帰国した新外国人のリーチは再来日の見通しが立たず、開幕ローテーションの見直しを迫られた。

 その穴を埋める左腕として2年目の真下に期待がかかる。2日、阪神との慈善試合は7回2失点と好投。尾花監督も「このくらいの投球をしてくれれば当然使う」と、19歳の抜てきを明言した。

 昨季チームでただ一人2桁勝利を挙げた清水も左膝の故障で大幅に調整が遅れ、練習試合で力投を続ける高崎の起用が濃厚になっている。

 プロ未勝利の真下と昨季1勝の高崎。実績不足は否めず過度な期待は酷だが、この2人の踏ん張りが効かないようだと苦しいシーズンとなる。

■今季展望、パ・リーグ編

 実力は伯仲。戦力的にはソフトバンクが抜きん出ているが、台風の目となるのは…。

【ソフトバンク】
 パ・リーグは昨年、ロッテが3位から日本一に輝いたように今季も混戦が予想される。そんな中でも投打ともに充実しているのがソフトバンクだ。昨年は激戦を制してリーグ優勝。クライマックスシリーズでは敗退したが、今オフに大型補強を敢行した。もともと強打者がそろう打線に内川とカブレラが加入。カブレラは体調を崩した母親を見舞うために一時離脱したが、開幕戦から4番に座ることになりそうだ。内川も試合をこなしながら調子を上げてきた。俊足を生かして次の塁を狙う姿勢も大きなポイントだ。本塁打減が予想される飛ばない統一球では機動力野球が生きてくる。

 先発投手陣は和田と杉内が二枚看板。そこへ中継ぎから転向した摂津が加わった。練習試合で自己最長の8回を投げるなど、完投能力も示している。摂津が抜ける救援陣では、4年目の大場が実戦で好投を続けて頭角を現してきた。西武から移籍した細川を正捕手に据えるなど、投打に充実している。

 被災地に最も遠い福岡に本拠地を置き、震災によるマイナス要素もなかった。

【西武】
 打線では中島、中村ら主力に加え、浅村ら若手が台頭してきた。不安が残るのは投手陣。昨季に右肩を痛めた岸は、慎重な調整を続けてきたが、3月に右脇腹に異変が起きた。宮城県出身で東日本団震災による精神的ショックも少なからずある。開幕直後の登板は厳しい。また、抑えも固定できていない。

 昨季リーグ最多の33セーブを挙げたシコースキーは東日本大震災の影響で一時帰国していたが、10日になってようやく再来日した。さすがに調整不足は否めず、シコースキーが1軍復帰するまでの間は、ドラフト1位・大石、2年目の菊池を中継ぎへ配置し、藤田、長田、岡本篤の中から調子の良い投手を“日替わり守護神”とする方針だ。

 また、本拠地の西武ドームが東京電力管内にあり、4月中の開催を見送った。埼玉県内でも試合を行わず、遠征が続く。春先の過酷な日程を乗り切れるかがカギとなる。

【ロッテ】
 米大リーグに移籍した西岡の穴を2年目の荻野貴が埋められるかが最大のポイントだろう。当初は失策が目立ったものの、実戦を積む中で大きく成長した。送球に依然、不安は残すものの、守備への影響は最小限で済みそうだ。

 また、昨年の日本シリーズで最高殊勲選手(MVP)に輝いた今江が開幕に間に合ったのは大きい。1月末に左ふくらはぎを痛め、キャンプは2軍で調整してきたが、4月に入ってからは積極的な走塁も見せるようになった。

 問題は投手陣、小林宏が抜けた救援陣をどうするか。西村監督の手腕が試される。

【日本ハム】
 昨年は4位に終わった日本ハムだが、ダルビッシュを筆頭に投手陣が充実。注目新人の斎藤も先発の一角に入る。昨年のチーム防御率は3.52でリーグトップ。飛ばない統一球は有利に働きそうだ。

 打線では昨年打点王の小谷野が右手骨折から復帰し、4番不在の危機を回避できた。同じく右手薬指を骨折していた田中も、当初は開幕絶望と見られていたが、開幕が延期になったことで間に合った。1番に田中が入り、4番に小谷野が座ることで、梨田監督が「白紙」と頭を悩ましていた打順も固まった。

 正捕手の鶴岡が顔面を陥没骨折するアクシデントもあったが、3年目の大野が攻守で穴を埋めている。新外国人のホフパワーの評価も上々で、中田ら若手の成長も楽しみ。2年ぶりのパ・リーグ制覇を目指し、大きな不安はない。

【オリックス】
 2月に左腓骨の骨折と診断された北川が、開幕延期でペナントレースに間に合ったのは大きい。北川が復帰するまでは後藤、T-岡田、李スンヨプでクリーンアップを組んだが、全員が左打者。1番の坂口も含め、上位打線は左に偏った。岡田監督は当初から右、左のバランスを考え、5番に右の北川の起用を考えていたが、その構想は崩れずに済んだ。あとは李スンヨプが復調できるかどうか。

 投手陣は、昨年17勝で最多勝に輝いた金子千がキャンプ中に右肘の手術で離脱したのが痛い。打線でカバーしたいところだが…。

【楽天】
 今季、最も注目を浴びるのが、東日本団震災で本拠地が被災した楽天だろう。昨年の最下位から、星野新監督を迎えて浮上を狙うが、カギとなるのは先発陣を支える岩隈、田中の両エース。2人がけがなくシーズンを戦い抜けば、上位球団を脅かす存在となる。懸案だった抑えもサンチェスを獲得したことで何とかしのげそうだ。

 打線は、松井稼と岩村が加わったことで厚みを増した。機動力も大きな武器となる。当面は本拠地・Kスタ宮城が使えずに遠征が続くが、開幕直前に被災地を目の当たりにしたことで、ナインの士気は高まっている。復興へのシンボルとしても期待されている楽天。「がんばろう東北」の思いを胸にチームが一丸となれば、大きな飛躍を遂げることになるかもしれない。


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[ 2011/04/11 09:00 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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