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新井人気急騰! 虎の“顔”に

 阪神・新井貴の人気が急上昇。史上最強の4番になれるか…。

阪神 1-3 広島(4月14日、甲子園、観衆=37330人)

 阪神は14日の広島戦(甲子園)に1-3で敗れ、開幕3連勝はならなかった。だが、2勝1敗のスタートは上々。観衆も12日が4万5643人、13日が3万9430人、14日が3万7330人と、他の球場を圧倒した。中でも一際大きな声援を浴びているのが阪神の4番にして労組プロ野球選手会会長の新井貴浩内野手(34)だ。

 二転三転したセ・リーグの開幕問題では経営側を相手に、まさに獅子奮迅の活躍を演じた。セ・リーグは当初の予定通り3月25日の開幕を強硬に主張。これに真っ向から異を唱え、選手会の意見を集約した上で説得に走り回った。東京で高木文部科学省相や蓮舫節電啓発等担当相と会談するなど、文字通り東奔西走。その疲労もあって終盤のオープン戦では精彩を欠いたが、自分のことより被災者への思いが新井貴を動かした。その努力が報われ4月12日のセ・パ同時開幕が決まったが、会見の席では感謝の言葉を述べるとともに涙を見せた。

 ストライキの強行手段こそ使わなかったものの、最後まで諦めずに戦い抜いた姿勢は、2004年の球界再編問題の時に「戦う選手会長」として世間の共感を呼んだ古田敦也氏に通じるものがある。

 この新井貴の実直な姿が多くのファンの心を打ったことは間違いない。「プロ野球選手は野球を一生懸命することしかできない。野球を一生懸命して、義援金、支援物資などいろんなものを今がんばっている人に届けられるようにしたい」と話した新井貴。選手会長として忙殺されたことで調整不足を懸念する声もあったが、12日の開幕戦では六回に広島のエース・前田健から同点タイムリー。八回にも二塁打を放ってチームの勝利に貢献した。敗れた昨14日も3打数2安打。この3連戦で打率.364と好調な滑り出しだ。

 試合前には選手が募金箱を抱えてファンの支援を呼びかけ、3日間合計で約462万円もの善意が寄せられた。多くのスター選手がいる阪神の中でも、一番多くのファンを集めたのが新井貴。今や、阪神で最も人気のある選手になったと言っても過言ではないだろう。

 こんな状況になると、イタズラ好きのアニキ、金本が真っ先に冷やかしそうなものだが、その金本でさえ、お得意の“新井いじり”を封印している。「今、新井さんはヒーローなんやから。新井さんのことを悪く言うと日本中を敵に回すことになるから」と冗談めかす金本だが、弟分、新井貴の奮闘ぶりに敬意を表していることは確かだ。

 新井貴は2003年、阪神に移籍した金本の後を継ぐ形で広島の4番に座り、2005年には43本塁打を放って本塁打王にもなっている。だが、この間、広島は5位、5位、6位、5位、5位と下位を低迷。このため広島の主砲も全国区のスターには成りきれなかった。阪神に移籍した2008年以降も、金本の影に隠れた存在。持病の腰の不調もあって、成績も可もなく不可もなくという感じだった。

 昨年は4月18日に金本がスタメン落ちしたことで、阪神移籍後初めて4番に座った。それ以降ほぼ全ての試合で4番を打ち続け、最終的には打率.311、19本塁打、112打点をマーク。それなりの存在感を示したものの、プレッシャーのかかる場面で結果を出せず、勝負弱いとの印象も持たれた。4番を任されて2年目の今季は、まさに新井貴にとっての正念場だ。

 開幕前に「戦う選手会長」として奮闘し、シーズンでもチームを6年ぶりのリーグ優勝に導けば、新井貴は阪神の“顔”どころか全国区のスーパースターとして一躍、名を挙げることになる。果たして、人気、実力を兼ね備えた最強の4番打者となれるかどうか…。新井貴の本当の戦いはまだ始まったばかりだ。

(成績は2011年4月14日現在)


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[ 2011/04/14 09:21 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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