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西武は壊し屋かっ!

 注目ルーキーが次々とデビューを飾る中で、西武の大石は登録抹消。昨年の菊池といい西武って…。

 17日には日本ハムの注目ルーキー、斎藤佑樹投手(22)がロッテ戦(札幌ドーム)で5回4失点ながら初先発初勝利を挙げ、同じ日に広島のドラフト1位、福井優也投手(23)も巨人戦(マツダスタジアム)で7回2失点の好投で初先発初勝利。早大の同期がそろって上々のデビューを飾った。

 中大出身の巨人のドラフト1位、沢村拓一投手(23)も15日の広島戦(マツダスタジアム)で7回途中まで2失点(自責0)と好投。試合は引き分けとなって初勝利はならなかったが、今後の活躍を期待させるような内容だった。また、阪神のドラフト1位、榎田大樹投手(24=東京ガス)は先発投手の層の厚さから中継ぎでのスタートとなったが、16日の中日戦(ナゴヤドーム)で六回からプロ初登板。2回を無失点と上々の内容だった。

 一方、昨年のドラフトで、斎藤の4球団を上回る6球団が競合した西武の大石達也投手(22)はというと、開幕して早々の15日に右肩の異変を訴え、翌16日に登録を抹消されてしまった。プロの公式戦で1球も投げないままでの2軍落ちだ。佐々木チーフトレーナーは「無理をすれば投げられるけど、無理をさせる必要はないので大事を取った」と話し、それほど症状は重くないようだが、何やら、昨年のドラフト1位、菊池雄星投手(19)のプレイバックを見ているかのようだ。

 菊池はプロ入り前から「20年に1人の逸材」と言われ、メジャー球団も注目。ドラフトでは6球団が競合して西武が当たりくじを引き当てた。昨年のキャンプでは、今年の斎藤並みに多くの報道陣が詰めかけ、菊池の一挙手一投足を追った。だが、左肩を痛めて結局、1軍登板はなし。“雄星狂騒曲”もすっかり冷め、昨年、話題となったのは暴力行為で球団をクビになった大久保博元前2軍打撃コーチ(44)の“被害者”としてだった。

 今季こそ開幕1軍入りを果たしたものの、中継ぎとしての起用。「20年に1人の逸材」のはずが、すっかり“並”の投手となってしまった。

 そして、今度は大石だ。左と右、高卒と大卒という違いはあるにせよ、大石も昨年のドラフトでは実力ナンバーワンの評価で、菊池と同じく6球団が競合している。当たりくじを引き当てた西武・渡辺久信監督(45)は狂喜乱舞したものだ。それが、まさかのリタイア…。

 大石の故障については“人災”という見方もある。早大時代は抑え専門だった大石だが、渡辺監督は「先発で使いたい」と先発転向を指示し、調整法なども一からの出直しとなった。結局、リリーフ陣が手薄となったことで中継ぎで起用されることになったが、当初の強引な先発転向指令が右肩に負担をかけたことは想像に難くない。

 先発投手が抑えに転向するのは比較的簡単だが、その逆は難しい。抑え投手は短いイニングに全力で集中するが、先発投手には長いイニングを投げるスタミナが求められる。昨年、巨人も中継ぎ専門だった山口鉄也投手(27)を先発に転向させようとしたが、結局、中継ぎに逆戻り。起用法が二転三転したことで調整法に苦しみ、防御率は前年の1.27から3.05にまで悪化している。大石も抑えから先発→中継ぎと起用法が変わったことで調整を難しくし、右肩の故障を招いたのだとすれば、まさしく“人災”だ。

 西武は昨年の菊池の失敗から、大石にはなるべく無理をさせないように調整させてきた。おまけに渡辺監督は投手出身。抑えから先発に転向する難しさは十分に理解しているはずだ。それでも起きた故障…。2年連続で6分の1の確率を引き当て、球界で「最も強運な男」とされた渡辺監督だが、2年連続でゴールデンルーキーを潰すようなら、面目は丸潰れだ。

 同期に遅れを取った大石のカムバック、そして、菊池の2年目での開花がならなければ、今度は渡辺監督をはじめとする西武首脳陣の資質が問われることになる。

(成績は2011年4月18日現在)


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[ 2011/04/19 09:54 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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