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存続の危機に直面する球宴

 7月6日に監督推薦を含めた全出場選手が決定するマツダオールスターゲーム(第1戦=24日、札幌ドーム、第2戦=25日、マツダスタジアム)。今年で59回目を迎えるこの球宴が今、存続の危機にある。一部では「オールスター廃止も」という報道まであった。

 第一の理由は、100年に1度といわれる経済不況の影響だ。オールスターゲームは、1987年の特別協賛以来、三洋電機が冠スポンサーを続けてきた。が、経営難から2006年で撤退。2007年はガリバー・インターナショナルがスポンサーとなったが、1年限りで終わった。昨年、今年とマツダが冠スポンサーを引き継いだものの、自動車業界の不振は深刻。来年以降のスポンサーは白紙の状態だ。

 長年、「人気のあるオールスターだけは大丈夫」とあぐらをかいてきたNPB(日本野球機構)は今、スポンサー探しに躍起だが、これが難航を極めているという。

 それというのも、交流戦が導入されてすでに5年目。普段は見られない対決が身近なものとなったことで、オールスターゲームの存在意義が薄れている。今年の交流戦でも、ヤクルトのユウキ投手が昨年オフに戦力外通告されたオリックスから白星を挙げたり、阪神・ブラゼル内野手が古巣の西武からホームランを打ったりと、数々のドラマがあった。両リーグのチームが1カ月以上にわたって真剣勝負を繰り広げるのだから、おのずとオールスターゲームの新鮮味が薄れてしまうのも無理はない。

 交流戦のなかったときはそれこそ、オールスターゲームは「セ、パのスター選手が一堂に会する“夢の球宴”」だった。それが今や、単なる“お祭り”になってしまっている。

 今年、全セは巨人・原監督、全パは西武・渡辺監督が指揮を執る。世界一監督vs日本一監督の対決だが、果たして、どこまで盛り上がりを見せるか…。

 オールスターゲームは2012年まで開催球場が決まっているものの、今後、いかにして魅力あるコンテンツにしていくか、運営サイドの手腕が問われるところ。いっそのこと、今のリーグ対決をやめて、かつての東西対抗を復活させたり、出身地別の東西対抗をやったりするのもアイデアとしては面白いかもしれない。存続の危機に直面する“夢の球宴”。今こそ球界全体が一丸となって知恵を絞るときだ。(本間普喜)

(2009年6月30日付 産経新聞運動面に掲載)
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[ 2009/06/30 10:02 ] スポーツ | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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