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抜くに抜けない巨人のジレンマ…

 巨人は23日の横浜戦(東京ドーム)に2-5で敗れ3位に転落。リーグ4連覇はほぼ絶望的となった。

 首位中日とは2.5ゲーム差だが、仮に中日が残り3試合で2敗したとしても、巨人は残り8試合で1敗しかできないという崖っぷちだ。

 こうなってくると難しいのは、とっとと逆転Vをあきらめて、クライマックスシリーズ(CS)対策に切り替えるかどうかという問題だ。CSが導入された2007年以降、巨人は3年連続でリーグ優勝しており、本拠地東京ドーム以外でCSを戦った経験がない。ファーストステージを何とか勝ち抜いたとしても、ファイナルステージでは優勝チームに1勝分のアドバンテージが与えられるため、そのハンディも想定して策を練らなければならない。

 巨人の場合、やはりカギとなるのは投手陣。ファーストステージが第3戦までもつれ込んだ場合、わずか1日置いてファイナルステージに突入するため、先発投手は最低でも4人以上が必要となる。だが、その現状はお寒い限り。巨人関係者の間からも「「パ・リーグ最下位の楽天で2軍だった朝井がいまや事実上ウチのエースなのだから、情けないよ」との嘆きが聞かれるような状態だ。

 先発ばかりでなく、中継ぎ陣にも疲れの色が濃い。特に、セ・リーグトップの75試合に登板している久保は明らかに勤続疲労状態。23日の横浜戦では6回4失点のゴンザレスの後を継いでマウンドに上がったが、村田にダメ押しとなる23号ソロを浴びるなど精彩を欠いている。

 セ・リーグのCSが始まるのは10月16日からで、時間はたっぷりある。優勝が絶望的となったことで、できることならこの間に投手陣を整備し、中継ぎ陣を休ませて置きたいところ。4位ヤクルトとは5.5ゲーム差あり、十分に安全圏といっていい。残り8試合では来たるべきCSに備えて、少々手を抜いてもよさそうなものだ。

 しかし、ネックとなるのは、現在、わずか2厘差で2位を争っている阪神の存在だ。2位でシーズンを終えれば、得意の東京ドームでCSのファーストステージを戦うことができるが、3位ならば敵地・甲子園。この差はかなり大きい。もちろん、入場料収入などの問題も絡んでくる。

 つまり、たとえ優勝が絶望的でも、2位を確保するために、最後の最後まで負けられない戦いが続くというワケだ。この事情は阪神も同じで、互いに投手陣に課題を抱えながら、ただただ、突っ走るしかないのだ。

 原監督も次戦の戦い方について「一緒。変わらず準備して、しっかり戦うということです」と、当分は“CSモード”は敷かない構え。熾烈な2位争いがかえってチームを疲弊させてしまうというこのジレンマ。原監督にとっては難しい舵取りが迫られることになりそうだ。


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[ 2010/09/24 07:16 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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