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星野SDが楽天を引き受ける事情…

 阪神・星野仙一シニアディレクター(SD=63)の楽天監督就任が秒読みとなってきた。

 星野SDは5日、まだシーズンが終わっておらず、球団とも話はしていない」とした上で、「この年になって、こうやって話がくるのはありがたいこと。正式な話が来たら、テーブルにつかないといけないと思っている」と話し、クライマックスシリーズ(CS)終了後にも楽天との交渉に臨む考えだ。

 もともと監督復帰に強い意欲を持っており、「星野楽天」誕生は決まったも同然だ。弱小球団を背負うリスクはあるが、星野SDにも監督を引き受けざるを得ない事情がある。

 まず第一は「北京のリベンジ」だ。日本代表監督として「金メダルしかいらない」と宣言しながら、2008年の北京五輪ではメダル圏外の4位という惨敗に終わり、日本中から大バッシングを浴びた。中日、阪神でリーグ優勝を3度成し遂げた威光も失墜し、すっかり「ダメ監督」の烙印を押されてしまった。

 来年には64歳になり、これがユニホームを着る最後のチャンスとなるかもしれない。星野SDとしては楽天でもうひと花咲かせ、北京での汚名を返上したいとの思惑がある。

 もう一つは、阪神内での立場だ。リーグ優勝した2003年のオフに健康上の理由から監督を辞任し、「オーナー付シニアディレクター」のポストに収まった。いわゆる顧問的な役割だが、球団経営に直接たずさわるわけではなく、あくまでも象徴的な存在でしかない。昨オフの城島獲得の際には最後の交渉の場に登場して獲得を成功させたりもしたが、シーズン中はもっぱら、甲子園球場のVIP席の来賓客に対して、試合の解説を務めるコンパニオン役を務めている。

 それでいて、星野SDの年俸は7000万円。チームを改革した阪神の大功労者とはいえ、“コンパニオン”に出す金額としては高すぎる。球団内部や電鉄本社にも「SDを雇い続ける意味があるのか?」というシビアな声があり、阪神内における星野SDの立場は年々、微妙なものとなっていた。

 今回、楽天の三木谷会長からの要請を受けた坂井オーナーが「どうぞ、どうぞ」と言わんばかりに快諾したのも、こうした背景がある。阪神ファンも同様で、星野SDの阪神残留を望む声は皆無。「どうでもええわ」という反応が大半で、居ても居なくてもいいような存在になっている。

 世間からは「ダメ監督」の烙印を押され、阪神でも肩身の狭い思い…。これでは星野SDが新天地に活路を見出そうとするのも当然の成り行きか。あとは闘将がかつての輝きを取り戻せるかどうかだが…。



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[ 2010/10/06 08:10 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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