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遅すぎたナベQの「続投表明」…

 西武は9、10日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージで3位のロッテに連敗。終戦後、渡辺久信監督(45)は来季の続投を表明したが、チーム内には依然として火種がくすぶっている。

 開幕前から優勝候補の本命と見られ、9月15日の時点では優勝へのマジックナンバーを「4」まで減らしていた西武。だが、終盤の急失速でソフトバンクに優勝をさらわれ、CSでも2試合続けて延長戦の末に敗れた。

 ロッテに勢いがあったことは確かだが、それ以上に西武ナインを浮き足立たせていたのが、渡辺監督の去就問題だった。

 今年7月に腹心の大久保博元2軍打撃コーチが選手への暴行問題で解雇。渡辺監督は球団への不信感を募らせ、辞任するのではという憶測が飛び交っていた。後任候補としては元監督の東尾修氏(60)や巨人・伊原春樹ヘッドコーチ(61)らの名前が取りざたされていた。

 今季の終戦となった10日の試合後も、報道陣が真っ先に追ったのが渡辺監督。開口一番、「腹は決まっているよ」と思わせぶりな発言に報道陣が色めき立つと、「違うよ。変な意味じゃないよ。みんなが期待しているようなことじゃないよ」とあわてて否定した。

 結局、渡辺監督は小林球団社長、前田編成本部長と約30分間の会談を行い、2年契約の2年目となる来季も指揮を執ることを確認。渡辺監督は「このままじゃ終われない。やり残したことや、やらなきゃいけないことはまだまだある。いろいろ考えるところがあったが、ここで投げ出すのは無責任」と続投に至った理由を説明した。

 しかし、この続投表明はちょっと遅すぎた。チーム関係者からは「辞めるならともかく、続投するなら、なんでもっと早く意思を明らかにしなかったのか」との不満の声が聞かれる。それというのも、今季の西武は、渡辺監督の辞任問題が浮上したのと時を同じくして、明らかにチームの雰囲気がおかしくなっていった。辞めることが決まっている監督は、急速に求心力を失うもので、選手の間にも動揺が広がる。CS前に宮崎で行われたミニキャンプも、どこか緊張感の欠けたものとなっていた。報道陣同様、選手も来季の渡辺監督の去就に疑心暗鬼となっていたわけだ。

 ある球界関係者は「辞任のうわさが出た時点で、フロントは否定して、いち早く続投を打ち出すべきだった。そうすれば、チームがこれほど浮き足立つこともなかったはず」と話す。だが実際は、フロントとしても渡辺監督の真意をつかめずにいた。フロント、選手、報道陣ともに、最後の最後まで渡辺監督の去就問題に振り回された格好だ。

 裏を返せば、渡辺監督とフロントとの溝が依然として深いことを伺わせる。そうでなければ、辞任のうわさが出た時点で本人が即否定していたはずだ。去就を曖昧なままにして、最後の最後まで引っ張ったのは、渡辺監督の“ささやかな抵抗”と言えなくもない。

 いずれにせよ、渡辺監督vsフロントの緊張状態は来季も続いたまま。関係修復の道を探るのは容易ではなさそうだ。


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[ 2010/10/12 08:40 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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