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3位が勝っちゃったワケ…

 日本シリーズ進出を決めたロッテ。ダメ元が好結果を生んだ格好だが、この“怪挙”が新たな論議を呼ぶことに…。

 ロッテがクライマックスシリーズ(CS)史上初めて3位から勝ち上がり、5年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。ファイナルステージ第3戦でソフトバンクに王手をかけられながら、そこから3連勝。一体、両者の明暗を分けたのは何だったのか。

 勝った方が日本シリーズ進出という19日の第6戦は、あっけなく決着がついた。ソフトバンク先発の杉内は、連続押し出し四球などで自滅。五回途中、4失点でKOされた。一方のロッテ先発・成瀬は、抜群の制球力で無四球。わずか4安打の完封で、終わってみれば7-0というワンサイドゲームだった。

 ソフトバンクに与えられていた1勝分のアドバンテージや敵地での開催といった不利な条件を覆して、ロッテが下克上を達成した要因は何か。まず第一は選手の心理状況だ。

 ロッテの主将・西岡は「3位通過なので、負けても失うものがない。“勝ったらラッキー”くらいのつもりで、楽しく野球をやろうと思っていた。その点、ソフトバンクは1位通過で、(全日程が)終了してから(ファイナルステージ)開幕まで時間があったし、重圧も違ったと思う」と話した。

 ソフトバンクの主将・小久保は、リーグ優勝チームが負けられないという重圧について「それはあったでしょう。僕があったくらいだから、他の選手はもっとあったはず。ロッテにはダメ元、というのが少なからずあった」と振り返った。

 ソフトバンクはプレーオフ、CSで過去5度とも敗退しており、「今年こそは負けられない」という重圧があったことは確か。結果的にこれがナインを萎縮させてしまった。対するロッテはもともと3位で失うものはなく、のびのびと普段通りの力を発揮することができた。

 日程的な問題もある。ソフトバンクのレギュラーシーズンが終了したのが9月26日。そこからCSファイナルステージ開幕の10月14日まで、17日間ものブランクがあった。もちろん、この間、練習は行っていたが、リーグ優勝決定直後の闘志やモチベーションを維持するのは難しい。秋山監督も「長くあいて調整がうまくいかなかったところが一番。普段通りの野球ができなかった」と長すぎたブランクを敗因に挙げた。

 対するロッテは、10月1日のオリックスとの最終戦でCS進出を決め、7日間あいて西武とのCSファーストステージ、さらに3日間あいてCSファイナルステージに入った。戦い続けることでシーズン終盤の勢いを維持できたわけだ。

 この問題はきょう20日に開幕するセ・リーグのCSファイナルステージにも当てはまる。中日がリーグ優勝を決めたのが10月1日。翌2日のヤクルト戦が最終戦だったが、そこからCSファイナルステージ開幕までに17日間のブランクがある。中日には1勝分のアドバンテージがあり、巨人が苦手とするナゴヤドームでの開催だが、ブランクが重くのしかかるようなら巨人の下克上もあり得る状況だ。

 そうなれば、両リーグ3位同士の日本シリーズという前代未聞の珍事となる。それだけ今季の混戦を象徴しているとも言えるが、「3位が日本一でいいのか」と物議を醸すことは必至。CS制度そのものの見直しにも発展しそうだ。


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[ 2010/10/20 08:29 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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