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日刊スポーツ“大誤報”の真相…

 ヤクルト身売り報道は球団側が完全否定。この大誤報の裏には、なんとあの市川海老蔵殴打事件が…。

 4日の土曜日の早朝、球界が騒然となった。日刊スポーツが1面で「ヤクルト身売り サイバーエージェント有力」と報じたのだ。記事中には「今日4日にも球団側が緊急会見を行う」としており、横浜に続きヤクルトもか、と球界、マスコミ、ファンが色めき立った。

 ところが、午前8時、ヤクルトの球団広報が「一部報道で当球団が売却されるとありましたが、全くの事実無根です。会見の予定もありません」と直ちに否定。鈴木正球団社長も「身売り自体の考えがないということを、私とオーナーで確認した。もちろん、持ち続ける。サイバーエージェントの社名自体も初めて知った」とし、堀澄也オーナーも「今回の報道に関しては一切、事実無根。来年以降も優勝のために、全力でバックアップし続けていく」と完全否定した。

 また、身売り先として挙げられたサイバーエージェントの藤田晋社長も「うちは今、営業利益が100億円くらいの会社だが、200、300億円くらいないとプロ野球は難しい。悔しいですが、うちはまだ早い」と、こちらも報道を否定した。

 では一体、どうしてこんなでたらめな記事が出たのか? 当初の日刊スポーツの4日付の1面は「海老蔵といたのは香里奈 松田龍平 ボコられるまでの状況を聴取へ」というもの。捜査関係者の話として、市川海老蔵が暴行された日にハシゴした飲食店で、俳優の松田龍平や女優の香里奈と会食していたという内容で一部地域で発行された。

 だが、この報道を受けて香里奈の所属事務所が「同席していた事実はない。海老蔵とも面識はない」と抗議。日刊スポーツも記事内容の誤りを認め、「その後の取材で香里奈さんが同席していたとの確認はとれませんでした。事実確認が不十分なまま記事を掲載し、香里奈さんをはじめ、各関係者にご迷惑をおかけしました。おわびして、訂正します」とのお詫び記事を掲載した。

 かくして、4日付の日刊スポーツの1面は突如として空っぽとなってしまった。もちろん、白紙で出すわけにはいかない。同紙の関係者は「『芸能のせいで穴が空いたんだから、芸能でなんとかしろ』となったようだ。それで出所も怪しげな野球ネタを、畑違いの記者が大急ぎでやったもんだから、あんな内容になってしまった」と明かす。

 スポーツ紙には“飛ばし”や“作り”という手法がある。可能性の低い話をあたかも事実であるかのように「○○か!」「○○へ!」「○○も!」と推測的に書く方法だ。可能性について触れるだけならば「誤報」とはならない。今回の日刊スポーツもややこれに近いが、ある報道関係者は「今回、日刊スポーツは『ヤクルトが球団譲渡を検討していることが分かった』と断定的に書いている。検討自体されていないのだから明らかな誤報。そもそもサイバーエージェントくらいの経営規模で球団が持てるはずもなく、“作り”にしてもレベルが低すぎる」と話す。

 ヤクルトは休日明けのきょう6日に、今回の報道への対応を協議し、日刊スポーツに対して謝罪と訂正記事の掲載を求める方針だ。ヤクルト関係者は「これが平日だったら、株価にも影響が出ていただろうし、ゴメンで済まされないレベル。香里奈さんの記事はちゃんと訂正したんだから、こちらもちゃんと対応してもらわないと」と怒り心頭の様子だ。

 日刊スポーツが「誤報」と認めれば、うそをうそで上塗りしたということになり、日刊スポーツの信用問題にもかかわってくる。し烈なスクープ合戦が続く市川海老蔵殴打事件のとばっちりとも言えるが、果たして、どう落とし前をつけるのか。


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[ 2010/12/06 09:30 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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