本間普喜のホンマのところ… TOP > スポンサー広告> スポーツ > プロ野球 > 阪神、新井ブラザーズの狙いとは…                    お気に入りに追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

阪神、新井ブラザーズの狙いとは…

 阪神に新井貴浩の弟、新井良太が加入。実力的には兄の足元にも及ばないが、阪神には別の思惑が…。

 中日との交換トレードで阪神に加入した新井良太内野手(27)が27日、兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見を行い「今日、判を押すまでスッキリしなかったけど、ようやく実感がわきました。やるぞという気持ちです」と意気込みを語った。登録名は「新井良太」で背番号は「32」。兄の新井貴浩内野手(33)とチームメートとなるのは、幼少時代を含めてもこれが初めてで、「同じユニホームを着てやれることに関しては興奮している」と話した。

 今回の交換トレードが発表されたのは12月24日。阪神は新井弟を獲得した代わりに、水田圭介内野手(30)を中日に放出している。水田は俊足、強肩で守備にも定評があるが、ほとんどのシーズンが2軍暮らし。西武、阪神を通じてプロ9年間の通算打率は、わずか0.97だ。一方の新井良は今季、主に代打として45試合に出場して打率.153、1本塁打。今季、阪神の4番として打率.311、19本塁打と活躍した兄には遠く及ばない。来季の年俸も新井良が1100万円、水田が950万円と、どっこいどっこい。普通なら話題にも上らないような2軍レベルのトレードだ。

 しかし、27日の入団会見には多くの報道陣が詰めかけた。それというのも、阪神では久々となる「兄弟選手誕生」という話題性から。28日付のデイリースポーツも1面で大々的に取り上げる破格の扱いだった。阪神の沼沢正二球団本部長は「パンチ力のある右打者として、1軍での活躍を期待しています」と話し、新井良も「ファンの方は兄弟本塁打を期待されていると思うので、実現できるように頑張ります」と、プロ野球史上でもあまり例のない“兄弟アベック弾”を目指す構えだ。

 とはいえ、現実的にいえば代打要員が関の山。新井良は少しでも出場機会を得るため、本職の一、三塁だけでなく外野の守備にも挑戦する意向だが、現状では1軍に定着できるかどうかも危ういところだ。もっとも、2008年にはウエスタン・リーグで打率.332をマークして首位打者になるなど、素質はある。阪神にしてみれば、うまく開花すればもうけもの。“新井ブラザーズ”として人気となるのは必至で、球団の新しい目玉となる。

 もうひとつ、阪神にとってメリットとなるのが、来季中にFA権を再取得する兄・貴浩の引き留め役だ。すでに阪神は新井貴の流出を阻止するために全力を注ぐ構えで、来季はシーズン中から残留に向けた話し合いを行う方針だ。そこへ持ってきて弟・良太の加入。弟思いの新井貴にしてみれば、弟が世話になっている球団を袖にはしにくくなる。

 阪神にしてみれば、新井弟が大化けすれば万々歳。仮に大成しなかったとしても、主砲引き留めのための“人質”として利用できるというわけだ。2軍レベルのトレードといっても、阪神にとってはとてつもなく大きな“戦力補強”といえそうだ。


スポンサーサイト
[ 2010/12/28 09:47 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

※ ご注意!
当サイトのコンテンツは、あくまでも本間普喜一個人の見解を元にしたものです。
産経新聞社の見解を代表するものではありません。
プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
最新コメント
最新トラックバック
お勧めリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。