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斎藤の14球に秘められた“魔球”

 日本ハム・斎藤が上々の実戦デビュー。まだ調整段階なのに打者を翻弄できた理由とは…。

 日本ハムのドラフト1位ルーキー、斎藤佑樹投手(22)が13日、韓国・サムスンとの練習試合で実戦デビュー。四回から2番手で登板し、1回を無安打1奪三振で無失点に抑える上々のデビューを飾った。

 サムスンは昨年韓国リーグ2位の強豪。沖縄・恩納村でキャンプを張っており、当然、注目ルーキー、斎藤の人気ぶりについてはナインの耳にも入っていた。練習試合とはいえ、その斎藤を打てば、一躍、名が上がる。韓国メディアも注目しているとあって、モチベーションは高かった。

 最初の打者は、2番・朴漢伊(パク・ハンイ)外野手(32)。第1球は外角低めへの直球でストライク。フルカウントから内角低めへの直球で空振り三振に仕留めた。

 2人目の打者は、メジャー通算55本塁打の長距離砲、ライアン・ガーコ内野手(30)。こちらも、フルカウントから遊ゴロ。3人目の4番、崔炯宇(チェ・ヒョンウ)外野手(27)も1ボールから二ゴロに仕留めて、1回を3人でピシャリと抑えた。

 「雰囲気を味わいたいと思っていた。1回を0点に抑えられてよかったです。きょうは真っすぐで行けるところまで行こうと思っていた。その通りにできました」と斎藤。この日は、カーブを1球投げたものの、残りの13球はすべて直球系(ツーシームも含む)。最高球速は139キロで、決して、剛速球で押さえ込んだというわけではない。

 「上位打線ということで威圧感があった。体が大きく振りも鋭い」と印象を語った斎藤。この日のベストピッチは、ガーコへの3球目。外角低めの直球でファウルチップを奪い、 「低めに制球できた。打者が芯でとらえられなかったことが一番。あのボールがコンスタントに投げられるようになったら、もしかしたら行けるんじゃないかと思う」と手応えを感じた様子だ。

 そのガーコは「ルーキーの最初の投球で、これだけ集中して投げられるのはすごいと思う。うちの打者の全員が、いい投手と感じていたと思う。きっと成功していくと思う」と称賛。その一方で、三振を喫した朴は「まだコンディションが上がっていない。ひとつひとつのボールは打ちにくくはない」と話し、元中日投手のサムスン・落合英二投手コーチ(41)も「まだボールは仕上がっていない。きょうは驚くようなボールは正直なかった」と評した。

 試合の当事者はもちろん、ネット裏で見守った他球団のスコアラー、評論家たちの間でも、この日の斎藤の投球については意見が分かれている。「まだ14球だけじゃ何とも言えない」というのが正直な感想のようだ。

 斎藤によると「まだ思ったところに投げきれていない。疲れもたまっているから、きょうは7割ぐらいの力で投げました。きょうは60点。あとは制球力とキレ。変化球を全然投げてないんで、その辺は未知数」というのが、自己評価だ。つまり、まだ調整の途中。ほとんど変化球も投げず、最高球速も139キロ程度だというのに、サムスンの上位打線を3者凡退に抑えられたのは一体、なぜなのか。

 朴が三振を喫した沈む球について、サムスンの柳仲逸(リュ・ジュンイル)監督(47)は「2ストライク以降、落ちる球で三振を取る能力が高い」と話したが、斎藤本人によると、「実はちょっと引っかかり気味になった投げ損ない」なのだという。

 芝草宇宙投手コーチ(41)は「直球が少し動いていたけど、意図してないと思うんだよね。初めての試合で力んで投げてるから、引っかかったり、抜けたりする」と話し、梨田昌孝監督(57)も「少しボールを動かしてるのか、揺れたのかハッキリしない。若干、変化させたのかな」と首をひねった。

 不思議な動きをするボールでサムスンの打者を翻弄したのは、調整段階での偶然の産物ということなのか? 実際に斎藤の球を受けた鶴岡慎也捕手(29)は「真っすぐが低めに行くと動く投げ方をしている。ウチにはいないタイプ。外国人は腕力で投げるから、そういう投手もいるけど、日本人ではそんなにいないのでは…」と話す。

 意図したものなのか、偶然の産物なのかはともかく、結果的には3者凡退。低めの直球が打者の手元で微妙に揺れるのだとしたら、まさに“魔球”ということになるが…。

 斎藤の次回登板は20日のヤクルトとの練習試合(名護)で、中継ぎとして2イニングを投げる予定だ。今後、実戦を積み重ねていくにつれ、斎藤の実力とともに、“魔球”の正体についても明らかにされていくことになりそうだ。


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[ 2011/02/14 09:14 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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