本間普喜のホンマのところ… TOP > 2011年05月27日                    お気に入りに追加

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これじゃあ、阪神ならぬ“阪珍”?

阪神 1-4 ロッテ(5月26日、甲子園、観衆=37053人)

 マートンの大ボケ珍プレーに真弓監督が激怒。これじゃあ最下位も仕方ないか…。

 昨26日、雨中の甲子園で行われた阪神vsロッテ戦で、マット・マートン外野手(29)がとんでもない珍プレーをやらかした。

 この日の阪神は、プレーボール直後から何かがおかしかった。阪神先発の岩田は初回、ロッテ先頭の岡田を一ゴロに仕留めたが、これを関本がファンブルして出塁を許した。続く高浜の投前への送りバントを今度は岩田が一塁へ悪送球。連続エラーで無死一、二塁とされ、3番井口に左翼へ4号3ランを浴びた。

 それでも阪神は六回、先頭の上本が四球で出塁し、すかさず二盗。さらに里崎の二塁送球がそれる間に三塁を陥れ、続くマートンの右前打で1点を返した。ロッテ先発はエースの成瀬とはいえ、2点差ならまだわからない。ところが八回、致命的なミスが起きた。

 八回1死から今江がセンターへの二塁打で出塁。続く清田の打球はライトフライでマートンが捕球し2死となったが、あろうことか、このボールを一塁側スタンドへ下手投げでポイッと投げ入れてしまったのだ。阪神ナインや観客が唖然呆然とするなか、野球規則7.05により2個の安全進塁が与えられ、今江が本塁に生還。ロッテに決定的な4点目を献上してしまった。

 アウトカウントを間違えたことに気付いたマートンは「しまった!」という表情で頭を抱えたが、時すでに遅し。阪神はそのまま1-4で敗れ、横浜に抜かれてセ・リーグ最下位に転落。交流戦の順位でも最下位になった。

 試合後、真弓監督は怒りを通り越して「ああいうのは論外や!」と吐き捨てた。マートンはこの日、タイムリーを含む2安打で、四回には同じく清田の大飛球をフェンスに激突しながら捕球するファインプレーも見せたが、それもすべて台無しとなってしまった。

 敬虔なクリスチャンで知られるマートンは試合後、ひたすら懺悔。

 「今までのキャリアのなかで一度もやったことがない。絶対に起こすべきことではなかった。第3者として見たことはあったが、『なぜあんなことが起こるんだ』と思っていた。外野手として相手の打者、カウントを見て、風を見て、走者は誰かをしっかり見て対処してきた。だけど、どういうわけか最も基本的なアウトカウントが抜けていた。説明がつかない。言い訳できない。チームに対しても、見に来たファンに対しても、皆さんに対して過ちを謝罪します。もし、あの1点がなければ同点にするチャンスがあった。過ちは起こるものだけど、あれに関しては起こるべきではないものだった」

 過去には巨人のレイサムが2003年5月21日のヤクルト戦(福岡ドーム)で1死一、二塁から左翼への飛球を捕球後、アウトカウントを間違えてボールをスタンドに投げ入れたことがあった。この時は巨人が勝ったので笑い話程度で済んだのだが、最下位に低迷している阪神の場合、シャレにならない。山脇守備走塁コーチは「集中力が欠けている」と厳しく指摘。今季の阪神の不振を象徴するようなプレーと言ってもいいだろう。

 マートンは昨年、シーズン214安打のプロ野球新記録を打ち立てたが、今季は大ボケの珍プレーで記憶を残すとは…。城島が腰の張りを訴えて欠場するなど、逆風の吹き荒れる阪神。ちなみに前回、レイサムが同様のボーンヘッドをやらかした巨人はこの年、優勝した阪神から15.5ゲーム差を付けられての3位に終わり、前年日本一だったにもかかわらず、原監督が責任を取って辞任している。

 さて、阪神の場合、この大ボケで目が覚めるのか、それともボケ続けたままで終わってしまうのか…。

(成績は2011年5月26日現在)


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[ 2011/05/27 09:43 ] 阪神 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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