本間普喜のホンマのところ… TOP > 2011年04月14日                    お気に入りに追加

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

やっぱり巨人は不滅?

 数々の逆境にさらされていた巨人が連勝スタート。これぐらいのハンデはむしろちょうどいい?

巨人 9-2 ヤクルト(4月12日、宇部、観衆=11561人)
巨人 3-0 ヤクルト(4月13日、北九州、観衆=14600人)

 史上初めて地方球場での開幕を迎えた巨人が、最高のスタートを切った。12日のヤクルト戦(宇部・ユーピーアール)は坂本、脇谷、長野ら若手が活躍。初の開幕投手を務めた東野も好投し、9-2で大勝した。舞台を北九州に移した13日の第2戦は、ラミレス、高橋の2者連続本塁打、小笠原のタイムリーとベテラン勢が活躍し、内海-久保-山口のリレーで0封。3-0で連勝した。

 巨人の開幕2連勝は1998年以来、実に13年ぶり。原監督も「私自身、開幕からいいスタートを切った記憶がない。そつなく、スキのないゲームができた」と満足そうな表情を浮かべた。

 今季は開幕前から巨人に不利な材料がそろっていた。まずは飛ばない低反発の統一球。2試合目で今季初本塁打を放ったラミレスもキャンプ中は、「ベリー重いね。今年の目標は15本塁打だよ」と冗談交じり愚痴をこぼしたこともあった。北九州市民球場は両翼92メートル、中堅121.9メートルと狭いが、この日、左翼に叩き込んだ一発は、主砲にとって自信につながったはずだ。

 もう一つは東日本大震災の影響で二転三転した開幕問題。巨人は当初の日程通り3月25日の開幕を強行に主張した。選手会が猛反発し、政府も問題視。さらに球団には抗議の電話が殺到した。あちらこちらで「楽天は応援するけど、もう巨人は見ない」との声が挙がり、“球界の盟主”のイメージはすっかり失墜した。そして、本拠地の東京ドームはデーゲームでも大量の電力を消費するため、4月いっぱい使えなくなった。

 戦力的にも自前で発掘した新外国人選手が大外れ。クルーンに代わる守護神を予定していたアルバラデホは安定感を欠き、中継ぎに回された。三塁のレギュラーとなったライアルもこの2試合で1安打ずつと、今ひとつパッとしない。先発候補だったバニスターに至っては地震や放射能被害を恐れて3月15日に無断で帰国。「もう日本には帰らない。引退する」と一方的に通告してくる始末だ。

 さらに5日に行われた阪神との練習試合(相模原)では攻守の要、阿部が右ふくらはぎを痛めて戦線離脱。復帰のめどは立っていない。これで原監督が理想としていた「近未来打線」も白紙に。

 こうも不安材料がありながら、いざ蓋を開けてみれば、全く危なげなく2連勝。阿部の不在は鶴岡、加藤が埋め、守護神は山口が務めるといったように、勝利に必要な駒はそろっている。改めて巨人の層の厚さを見せつけた格好だ。むしろ、これぐらいのハンデは巨人にちょうどいいのかもしれない。

 まだ始まったばかりとはいえ、巨人と阪神が連勝スタート。中日は1勝1敗で、何やら今年もセ・リーグは3強3弱の構図となりそうな雲行きだ。5月からは東京ドームが使えるようになり、阿部もいずれは復帰する。この4月さえ乗りきれば、2年ぶりの日本一奪回に向け、大きな弾みとなるだろう。あとは、失ったファンの信頼をどう回復していくか…。勝つことより、むしろ、こちらの方が難題となりそうだ。

(成績は2011年4月13日現在)


スポンサーサイト
[ 2011/04/14 09:29 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
※ ご注意!
当サイトのコンテンツは、あくまでも本間普喜一個人の見解を元にしたものです。
産経新聞社の見解を代表するものではありません。
プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
最新コメント
最新トラックバック
お勧めリンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。