本間普喜のホンマのところ… TOP > 2011年02月16日                    お気に入りに追加

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実力の沢村、人気の斎藤を猛追!

 巨人のドラ1、沢村が鮮烈デビュー! 実力で“佑ちゃん人気”を吹き飛ばせるか…。

 巨人のドラフト1位ルーキー、沢村拓一投手(22)の評価がうなぎ上りだ。沢村は15日、初の実戦となる紅白戦に先発し、2回を無安打無失点という“完璧デビュー”。最高球速は149キロをマークし、原辰徳監督(52)をはじめとする首脳陣をうならせた。

 この日の沢村は、1番・坂本勇人内野手(22)に対してオール直球で勝負。3球目の146キロの速球でボテボテの二ゴロに仕留めたが、二塁手・脇谷亮太内野手(29)の悪送球で出塁を許した。しかし、続く橋本到外野手(20)へは内角高めの直球で犠打を許さず、捕飛で併殺に。3番・紺田敏正外野手(30)に対してはフォークで難なく遊飛に抑えた。

 二回は4番・亀井義行内野手(28)から。内角の直球を2球続けて、一ゴロに。5番・加治前竜一外野手(25)への初球は149キロをマーク。スライダーでカウントを稼いで、最後は直球で中飛に仕留めた。最後の打者、6番・古城茂幸内野手(35)からはフォークで空振り三振を奪い、計17球で無安打、1奪三振という完璧な内容だった。

 この日は、内海哲也投手(28)、東野峻投手(24)といった主戦級も投げたのだが、それらをもしのぐ投球内容。原監督は「開幕ローテ争い? 十分です。一言二言では語ることが難しいぐらい、いい投手」と絶賛し、川口和久投手総合コーチ(51)も「すべての球が素晴らしい。エースというのは全球が勝負球になる投手。その域に達するぐらい、すべての球が勝負球になっていた」と高い評価を与えた。

 沢村本人は「まだ紅白戦。自分がすごいんだ、と思ったらダメ。向上心を持って取り組んでいきたい」と慢心する様子はまったくないが、人気先行のライバル、日本ハム・斎藤佑樹投手(22)を実力で黙らせた格好だ。沢村には、開幕ローテーション入りどころか、巨人としては1962年の城之内邦雄氏(71)以来、49年ぶりとなる「新人開幕投手」の可能性すら取り沙汰されている。

 一方の斎藤は、13日に韓国・サムスンとの練習試合で初めて実戦登板し、1イニングを3者凡退に抑える好投を見せたが、最高球速は139キロ止まり。他球団のスコアラーや評論家の間でも「最速139キロは物足りない。速球に伸びがなかった」「制球力はあるが、相手に慣れられたら苦しくなる」などと“絶賛”というには程遠いものだった。

 熟年女性ファンを中心に、抜群の人気を誇る斎藤。今でもスポーツ紙やワイドショーなどで大きく報じられてはいるが、そろそろネタ枯れ気味。これまで完全に斎藤に“持って行かれていた”沢村が、ここへ来てジワジワと盛り返してきた格好だ。

 昨年のドラフトで、巨人があえて人気抜群の斎藤を回避して、沢村を一本釣りしたことについては、2月9日の当コラムでも触れた通り。巨人の清武英利球団代表(50)が野球専門誌『週刊ベースボール』に隔週で連載しているコラムで「なぜ、澤村なのか」と題し、「巨人軍も独自の選手評価システムを持っている。そのシステムと議論の末に、斎藤ではなく澤村を選んだ。確信はないが、スカウト部全員で背負える根拠がある」と理由を説明している。

 もちろん、沢村、斎藤ともにまだ試運転の段階。「どちらが正解だったか?」との問いに対する答えは、今シーズン終了を待たなければならないが、早くもキャンプの段階から両者の対決は盛り上がりを見せている。奇しくも、沢村の次回登板は20日の楽天とのオープン戦(沖縄・那覇)が濃厚。斎藤も20日のヤクルトとの練習試合(沖縄・名護)で先発する予定だ。

 オープン戦と練習試合の違いはあるにせよ、2月20日の両者の“ルーキー対決”はちょっとした見ものとなりそう。果たして、人気面では斎藤に大きく水を空けられている沢村が、実力で“佑ちゃん人気”を吹き飛ばすことになるのかどうか…。


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[ 2011/02/16 09:59 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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