本間普喜のホンマのところ… TOP > 2011年02月09日                    お気に入りに追加

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斎藤vs沢村、本当の実力は?

 原監督が沢村と斎藤を直接対決させる構想を表明。このバトルには、巨人、日本ハム双方のメンツもかかっている…。

 注目のドラフト1位ルーキー、日本ハムの斎藤佑樹投手(22)と巨人の沢村拓一投手(22)が、3月のオープン戦で直接対決する可能性が高まってきた。

 これは、巨人の原辰徳監督(52)が8日、宮崎キャンプを訪れた『サンケイスポーツ』の評論家、江本孟紀氏(63)に明かしたもので、近く日本ハムの梨田昌孝監督(57)に直談判するというのだ。

 江本氏によると、原監督は「沢村と斎藤がお互いに仕上がってきたら、梨田さんに相談して3月5日か6日のオープン戦に登板を合わせたいと思っています。プロ野球を盛り上げる意味でも2人に投げ合いをさせたいのです」と、“黄金ルーキー直接対決”のプランを語ったという。江本氏は「原監督は大したもんやね。プロ野球全体を盛り上げることを考えているよ。梨田監督もファンを大切にする人だし、実現したら楽しみ。2人とも軽くかわすような投球にはならず、張り切って力が入るのは間違いない。競争心をあおることは、チームにも選手にもいいことだよ」と話す。

 今季のオープン戦で巨人と日本ハムが対戦するのは、3月5(土)、6日(日)の2試合(いずれも札幌ドーム)しかない。この機会を逃せば、2人の注目新人対決は、5月の交流戦以降まで待たなければならない。もちろん、原監督のプランは「2人が順調に仕上がったら」という前提だが、実現すれば2人の力量を計る絶好の舞台となる。

 沢村によると、斎藤とは「大学入学直後にオープン戦などで2試合ほど対戦したことがある」という。だが、大学時代は、それぞれ東都大学野球、東京六大学野球とリーグが違ったため、大学選手権などの公式戦で投げ合ったことはない。

 昨年のドラフトで、日本ハムのほか、ヤクルト、ロッテ、ソフトバンクの4球団が競合した斎藤と、巨人が一本釣りした沢村。2人の実力については、ファンの間でも意見が分かれるところだ。巨人ファン御用達の『スポーツ報知』は別として、今のところ、話題性では斎藤が他のルーキーを圧倒している状態だ。

 巨人が人気抜群の斎藤を指名せずに、沢村をドラフト1位にしたことについては、巨人の清武英利球団代表(50)が興味深い理由を明かしている。清武代表は野球専門誌『週刊ベースボール』に隔週で「野球は幸せか!」というコラムを連載しているのだが、1月26日発売の同誌では「なぜ、澤村なのか」というタイトルで、斎藤を指名しなかった理由を説明している。

 それによると、清武代表は昨年夏、米大リーグ・ヤンキースのアマチュアスカウティング部門を統括するスカウト部長と懇談。清武代表が「斎藤君はおばさんにまで大変な人気で、ファンや新聞記者たちから『巨人が佑ちゃんを指名してほしい』という声がある」と打ち明けると、スカウト部長は「人気は評価の基準になるのか?」と返されたという。さらに、清武代表が「伸びしろを期待するスカウトもいる」と話すと、スカウト部長は「伸びしろというものは予測が難しい。我々スカウトは、選手が持つ現在のツールを評価して、それを買うのではないか。漠然とした人気を買うのではない」と語ったというのだ。

 さらに「巨人軍も独自の選手評価システムを持っている。そのシステムと議論の末に、斎藤ではなく澤村を選んだ。確信はないが、スカウト部全員で背負える根拠がある」としている。

 まるで、斎藤は人気だけで、実力がないかのような言い方だが、もちろん、日本ハムも人気目当てだけで斎藤を指名したわけではない。当初、日本ハムは、西武のドラフト1位・大石達也投手(22)か、楽天のドラフト1位・塩見貴洋投手(22)を指名する方針だった。それが斎藤に変わったのはドラフト会議のわずか3日前。決め手となったのは、山田正雄ゼネラルマネジャー(GM=66)が早大の大石を視察した際、たまたまブルペンで投げていた斎藤が目に止まり、その存在感に引き込まれたからだという。

 山田GMは1986年から日本ハムのスカウトとなり、2004年のドラフトではダルビッシュ有投手(24)を単独指名。24年に及ぶスカウトとしての経験からも、その眼力は確かだ。ドラフト会議直前での指名選手の変更は、最高の権限を持つGMだからこそできた“力業”でもある。

 巨人に独自の選手評価システムがあるように、日本ハムにも同様の評価システムがある。それによれば、沢村は最高得点ではなく、“次点扱い”だったという。

 果たして、巨人スカウト陣と、山田GMのどちらの眼力が正しかったということになるのか…。結果は今シーズンが終われば自ずと明らかになるが、オープン戦段階から早くも「斎藤vs沢村」のルーキーバトルが勃発。当人たちはもとより、両球団にとってもメンツのかかった戦いが始まることになる。


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[ 2011/02/09 09:32 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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