本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年12月07日                    お気に入りに追加

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佑ちゃんにかかる58億円の重圧

 仮契約の段階から異様な盛り上がりを見せている日本ハム・斎藤。周囲の期待は高まる一方だが…。

 4球団競合の末に、日本ハムからドラフト1位指名された早大・斎藤佑樹投手(22)が6日、都内のホテルで仮契約を結んだ。新人最高条件の契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円、背番号は「18」。正式契約は9日になるが、まだ“仮”の段階から空前のフィーバーとなっている。

 東京・赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京で行われた“仮”契約に詰めかけた報道陣は実に60人。NHK、民放全局に加え、北海道のローカル局2社は会見の模様を生中継した。もちろん、仮契約が生中継されるなど前代未聞。さらに、9日には札幌ドームで単独の入団会見を行い、ファンにも無料開放される。日本ハムでは新庄剛志が2003年に札幌ドームで入団会見したことがあるが、プロで実績ゼロのルーキーが公開入団会見を行うのは初のケースだ。

 平日の午後3時からの開催とあって、斎藤は「1人でやるのは寂しいけど、楽しみにしています。人が来てくれるのかな…」と不安を口にしたが、この日は日本テレビ系列の「情報ライブ ミヤネ屋」が全国に生中継する予定。新庄の時でさえ北海道限定だったことを考えれば、超破格の扱いだ。

 斎藤入団による経済効果は「52億5045万円」(関西大大学院・宮本勝浩教授)とも、「約58億円」(民間シンクタンク・北海道未来総合研究所)とも算出されている。観客数の増加、グッズの売り上げなどが見込まれ、斎藤を引き当てた日本ハムにしてみれば、まさにニンマリといったところだ。

 ただ、この経済効果は、斎藤が1軍でローテーション入りし、シーズンを通して活躍するという仮定に基づいている。斎藤自身、「大学ではリーグ戦が春と秋しかなかったので、体力面を重視したいです。ケガをしにくい体をつくりたい。しっかり走り込んで下半身も鍛えたいです」とプロ入りに向けての課題を口にする。試算通りの経済効果を生むかどうかは、まさに斎藤の“右腕”一本にかかっているわけだ。

 「20年に1人の逸材」と言われながら、今季、1軍で1試合も投げられなかった西武・雄星の例もあり、斎藤が1年目からどれだけ活躍できるかは未知数。“金の卵”を預かる梨田監督や首脳陣の責任も重大だ。

 まだユニホームも着ていないうちから空前の盛り上がりを見せている斎藤狂騒曲だが、果たして、周囲の期待にどこまで応えられるか。くれぐれも“捕らぬ狸の皮算用”にならないように…。


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[ 2010/12/07 09:27 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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