本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年11月02日                    お気に入りに追加

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“劇薬”星野の効果は?

 楽天・星野新監督が始動。選手には早くも緊張感が広がっている。闘将がもたらす“恐怖野球”は吉と出るのか…。

 楽天・星野仙一新監督(63)が早くも動いた。1日、盟友の田淵幸一ヘッド兼打撃コーチ(64)とともに、Kスタ宮城の室内練習場で、就任後初めて秋季練習を視察。午前9時55分、白いウインドブレーカーに身を包んだ星野監督が室内練習場に足を踏み入れると、ナインの間に緊張感が広がった。

 直立不動の選手を前に、星野監督は「秋季練習は、とにかく自分を追いこむ練習をしてほしい。特に若い選手はレベルアップをはかる時期だから。あとはコーチに任せてある。私はじっくり見させてもらう」と訓示を行った。

 当初は「今は選手の顔と名前を一致させる。口出しはしないよ」と話していた星野監督だったが、3年目左腕の長谷部、5年目左腕の片山の投球練習を見ると、前言を撤回してアドバイス。いきなり“熱血指導”が始まった。

 さすがは「燃える男」の異名を取るだけのことはあるが、楽天ナインは新指揮官に期待している半面、戦々恐々としている部分があることも確かだ。何しろ、数々の武勇伝を持つ星野監督。これまでの歴代楽天監督にないタイプだけに戸惑うのも無理はない。

 星野監督は、チームの雰囲気について「平均的におとなしいと聞いた。僕はおとなしい人はあまり好きじゃない。普段はおとなしくていいけど、グラウンドでは暴れてもらわないと困る」と早速“武闘派路線”を宣言。のんびりしたタイプの多い楽天ナインを闘う集団に変貌させる構えだ。

 楽天・野村克也名誉監督(75)は先月30日に宮城県内で行った講演で「楽天が変わることは間違いない。私は理を持って監督をしていたが、星野は恐怖を持って戦う。弱いチームだからカッカするのは目に見えている。選手が戸惑うと思う。いずれにしても優勝は難しい」と予想してみせたが、この「恐怖」がどう出るか。

 中日時代の星野監督を知るベテランの小山伸一郎投手(32)は「(合流前より)選手たちの口数は減ったかな。だらっとした雰囲気からメリハリが出てくる」と早速、“星野効果”を感じ取った様子。「中日の時とまた雰囲気が少し変わったかな。ちょっと柔らかくなった」としつつも、「監督がユニホームを着たら、近寄りがたいオーラが出てくると思います。歩み寄ろうとしてもたぶん無理」と早くもびびり気味だ。

 また、中日から移籍してきた鉄平外野手(27)も、入団1年目は2軍暮らしで星野監督とはあまり接点はなかったが、数々の伝説、武勇伝を聞かされてきた。「練習の雰囲気が締まりましたね。これからもっと締まると思います。笑顔が消える、みたいな感じですかね」とチームの激変を予測する。

 星野イズムの経験者ですら戦々恐々としているのだから、他の選手はどうなってしまうことやら。野村名誉監督は「一番怒られるのは捕手。殴られて『野球やりたくない』って辞めた選手もいる。楽天で餌食になるのは嶋(基宏捕手、25)。覚悟をしておいたほうがいい」と予測しているが、当の嶋は「今までの秋季練習とチームの雰囲気は180度変わった。すごいオーラのある方。それに僕たちもついていきたい」と、今のところは恐怖よりも期待感の方が高いようだ。

 果たしてこの初対面の感想が、この先どう変わっていくのか…。最下位球団に投入された“劇薬”は、抜群の効果が期待される半面、強い副作用が出る懸念もある。闘将がチームにもたらす化学変化は、まだ始まったばかりだ。


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[ 2010/11/02 09:13 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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