本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年10月19日                    お気に入りに追加

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鷹、10月の悪夢再び?

 ソフトバンクの勝負弱さのおかげで営業的にはウハウハ。だが、あの悪夢がまたしても甦るのか…。

 リーグ優勝による1勝分のアドバンテージ、全試合が本拠地での開催と、圧倒的に優位と見られていたソフトバンクが、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージの3戦目で王手をかけながら、そこから連敗。逆にがけっぷちに追い込まれた。

 頼みの救援陣が打ち込まれて敗れた18日の試合後、秋山監督は「しようがないな。杉内頼みで行くしかない。総力戦で行く」と、エース左腕にきょう19日の最終戦を託し、死力を尽くす覚悟だ。

 ここで思い起こさせるのが、ソフトバンクの短期決戦での弱さ。ダイエー時代も含め、2004年から始まったプレーオフ、クライマックスシリーズで、ホークスは過去5回出場しながら、すべて敗退しているのだ。

 2004年はレギュラーシーズンを1位で通過しながら、プレーオフ第2ステージで西武に2勝3敗で敗れ、優勝を奪われた。親会社がソフトバンクに変わった2005年も1位通過だったが、プレーオフでロッテに2勝3敗で敗れた。2006年はレギュラーシーズン3位。第1ステージは制したものの、第2ステージで日本ハムに2連敗して敗退した。2007年も3位でシーズンを終え、CS第1ステージでロッテに1勝2敗で敗れ、なんと4年連続してプレーオフでの敗退となった。2008年はリーグ最下位でCSとは縁がなかったものの、2009年は3位で再びCSに進出。ここでも楽天に連敗を喫して敗退している。

 今年は初めて1勝分のアドバンテージをもらい、長年の“プレーオフ地獄”から抜け出せるチャンスと思われたが、最終戦までもつれ込む大苦戦となっている。首位チームにアドバンテージがついた2006年のプレーオフ、2008年以降のCSファイナルステージで、最終戦までもつれ込むのは、これが初めてとなる。

 くしくも、秋山監督が最終戦を託す杉内は、2005年のロッテとのプレーオフでも第1戦に先発し、4失点で負け投手になっている。その後も2006年の第1戦、2009年の第1戦、そして今年の第1戦でも負けており、杉内のプレーオフ、CSでの通算成績は9試合の登板で1勝4敗だ。きょうの最終戦が5度目の正直となるかどうか。負ければまたしても「10月の悪夢」が繰り返されることになる。

 ただ、この大苦戦が思わぬ“経済効果”をもたらしているのも事実だ。1勝分のアドバンテージがあるため、最短では3試合で決着がつく可能性もあったのが、最大の6試合に。入場料収入のほか、球場売店での売り上げ、放映権料などを合わせて、20億円近い“臨時収入”を手にした計算になる。チームは大苦戦でも営業的にはウハウハというワケだ。

 もっとも、いくらお金を積んでも買えないのが日本シリーズ行きの切符。ソフトバンクの日本シリーズ進出は、阪神を破って日本一となった2003年以来で、ファンにしてみれば7年越しの悲願だ。最大6試合の混戦でもうけた上に、最終戦に勝って日本シリーズ進出となれば最高の形となるが、果たして、長年染みついてしまった「10月の悪夢」を断ち切れるかどうか…。



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[ 2010/10/19 09:01 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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