本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年10月05日                    お気に入りに追加

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“闘将星野”は楽天を変えられるか?

 楽天の次期監督として、阪神・星野仙一オーナー付シニアディレクター=SD=(63)の就任が決定的となった。楽天の総帥、三木谷浩史会長(45)自らが4日、大阪を訪れ、阪神・坂井信也オーナー(62)と電撃会談。星野SDの招へいを目指し、“譲渡”を申し入れた。

 楽天の“監督候補”として星野SDの名前が挙がるのは、これが初めてではない。野村克也前監督(75)の退任が決定的だった昨年10月には、写真週刊誌の『フライデー』が星野SDと三木谷会長との密会場面をとらえ、「ポスト野村か?」と騒がれた。この際、星野SDは「監督要請の話など一切ない。私は阪神の人間だし、タイガースを裏切るはずがない」と否定。結局、広島を退任したマーティ・ブラウン監督(47)に落ち着いた経緯がある。

 これ以来、楽天と星野SDの間には太いパイプがあるが、今回、三木谷会長自らが阪神サイドに“仁義”を切ったことで、次期監督への道筋がつけられた。坂井オーナーも三木谷会長の申し出を了承し、「あとは本人と楽天との話し合いになるでしょう。(星野SDの)意思を尊重するとしかいえない」と、球団としては束縛しない方針。あとは星野SD本人の決断次第だが、就任は決定的といっていい。

 星野SDは、中日、阪神の監督として3度のリーグ優勝の実績があり、話題性も十分。人気があり、しかも勝てる監督として、楽天にとってはうってつけの人材といえる。また、星野SDも今年4月のトークショーで「もう一勝負したい」と話すなど、現場復帰に意欲的だ。ただ、真弓監督の来季続投が決まり、阪神監督としての早期復帰の目もなくなり、一度は実現間近までいった巨人の監督も、原監督の長期政権化で可能性は限りなく薄くなっている。そんなタイミングでの就任要請だけに、星野SDにとっても渡りに船といえる。

 星野SDといえば、2001年オフに4年連続最下位だった阪神から要請を受けて監督に就任。1年目の2002年は4位に終わったが、その年のオフに選手の大量解雇とトレードを断行した。広島から金本、中日から久慈、日本ハムから下柳、メジャー帰りの伊良部を獲得するなど豪腕を振るい、2003年には18年ぶりの優勝に導いている。

 ただ、今の楽天は当時の阪神と状況が違うことも確か。星野SDが阪神の監督を引き受けた際は、赤星、桧山、矢野らが野村前監督から徹底してID野球を叩き込まれており、そこへ大型補強がうまくかみあった。一方、来季の楽天は、エースの岩隈がメジャーへ移籍。中村紀も戦力外になるなど、大幅な戦力ダウンが見込まれている。よっぽどの大型補強をしない限り、2003年の再現は難しい状況だ。

 野村前監督も昨年10月、後任に星野SDの名前が挙がった際にこう発言している。

 「オレの後はまた星野か。(楽天の監督になっても)ダメだよ。阪神のときは素質のある選手がいたけど、今の楽天にはいない」

 当時の野村監督は続投に未練タラタラだったとはいえ、誰よりもチーム状況を知る人物。今季のブラウン監督の最下位もズバリ的中させている。それだけに、気になる発言ではある。

 もっとも、今の楽天には、星野SDほどの強いリーダーシップが必要であることも確か。かつて阪神で振るった豪腕を再び発揮することになるのか。闘将の手腕が見ものとなりそうだ。



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[ 2010/10/05 08:19 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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