本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年10月01日                    お気に入りに追加

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虎党脱力…すべてぶち壊した球児

 まさか、こんな幕切れとは…。本拠地甲子園での今季最終戦。今季最多4万7027人の大観衆が、わずか1球に凍り付いた。阪神の守護神・藤川球児が30日、2点リードの九回、横浜村田に逆転3ランを打たれ、痛恨の逆転負け。これで阪神の自力優勝が消滅し、中日に優勝マジック「1」が点灯した。

 阪神が残り6試合に全勝したとしても、中日があす2日のヤクルト戦に勝ってしまえば、それでV逸が決まる。「痛いどころじゃない」と頭を抱えた真弓監督。優勝が限りなく絶望的になったことも痛いが、それ以上の誤算は、今季限りで引退する矢野輝弘捕手(41)の「引退試合」が台無しになってしまったことだ。

 矢野はこの日、出場選手登録されてベンチ入り。首脳陣の間では九回2死を取った時点で城島に代わって矢野がマスクをかぶり、藤川との最後のバッテリーで締める演出が用意されていた。3-1と2点リードの九回に藤川球が登場した際も、テーマ曲はいつものLINDBERGではなく、FUNKY MONKEY BABYSの「ヒーロー」。矢野が打席に入る時のテーマ曲で、大先輩に捧げるマウンドとなるはずだった。

 だが、絶対に負けられない試合に気持ちが入りすぎたのか、制球が定まらない。微妙な判定もあって、先頭の2番松本、3番内川に連続四球を与えて無死一、二塁。続く村田には、カウント2-1から高めの149キロの直球を振り抜かれ、左翼席へ運ばれた。

 これで矢野をグラウンドに送り出すタイミングを失い、試合も敗戦。自力優勝も消えるというぶち壊しぶりだ。藤川球は「力がないだけ。矢野さんの出場がかなわなかった? それもできないくらい力がなかったということです」とうなだれた。

 試合後には矢野の引退セレモニーが行われ、矢野は「球児のおかげでオレらはどれだけ幸せをもらえたか。ファンが『オレらの誇り』と球児を言うけど、その通り。球児が打たれて誰が文句をいうのか」と、傷心の藤川球をかばった。

 それにしても、すでに最下位が確定している横浜。こんな時にイジワルしなくても…というのが虎党の本音だろう。思えば、巨人に大逆転を許してV逸した2008年も、阪神は10月10日の横浜スタジアムでアッチソンが村田に逆転3ランを打たれて“終戦”となっている。もちろん、この年の横浜も最下位。阪神にとって村田は、因縁浅からぬ“やっかい者”なのだ。

 その村田は今年8月、国内移籍が可能なFA権を取得しており、ソフトバンクや巨人などが関心を寄せているという。この日のような悲劇を未然に防ぐためにも、いっそ阪神が村田を獲ってしまうというのも手かも…。



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[ 2010/10/01 08:40 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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