本間普喜のホンマのところ… TOP > 2010年09月27日                    お気に入りに追加

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断ち切れるか、CSの呪縛

 喜ぶのはまだ早い? ソフトバンクがシーズン終盤の大逆転劇で7年ぶりのパ・リーグ優勝を果たした。

 残り6試合で3.5ゲーム差をひっくり返すドラマチックな幕切れに、秋山幸二監督(48)は「ほっとしたのひと言。最後の試合で負けたけれど、優勝が決まってよかった。混戦でどのチームが勝っててもおかしくない中、本当に厳しい戦いだった」と振り返った。

 前回優勝の2003年は、ダイエーホークス時代。この年、全球団から勝ち越す“完全優勝”でパ・リーグを制し、日本シリーズでも阪神に4勝3敗で日本一を達成している。当時は「黄金時代」とも称されたのだが、ホークスがおかしくなったのは、翌2004年からだった。

 この年からパ・リーグはプレーオフ制度(2007年からはクライマックスシリーズ)を導入した。ホークスはレギュラーシーズンで1位となったが、プレーオフ第2ステージで西武に2勝3敗で敗れ、日本シリーズ進出を逃した。続く2005年も同様で、レギュラーシーズンを1位通過しながら、プレーオフで今度はロッテに2勝3敗。2年連続の屈辱を味わった。しかも、当時はプレーオフに勝ったチームがリーグ優勝という規定だったために、04、05年とも2位扱い。ペナントレースに勝ちながら、制度に負けた格好だ。

 「ホークスはプレーオフに勝てない」という“ジンクス”はその後も続く。2006年はレギュラーシーズン3位から第1ステージを勝ち上がったものの、第2ステージで日本ハムに敗退。2007もレギュラーシーズン3位だったが、クライマックスシリーズ第1ステージでロッテに敗れた。2008年は単独最下位に終わり、王監督が退任し、秋山チーフコーチが監督に昇格した。2009年はレギュラーシーズン3位。しかし、クライマックスシリーズ第1ステージで楽天に敗れている。

 つまり、プレーオフ(クライマックスシリーズ)が導入された2004年以降の6年間、最下位に終わった2008年を除いて、5度とも涙を飲んでいるのだ。それだけに、王球団会長も「クライマックスシリーズはソフトバンクの歴史をつくるために乗り越えてほしい」と力を込める。リーグを制してもプレーオフで勝てなければ意味がないことを痛感しているからだ。

 優勝チームには1勝分のアドバンテージが与えられるため、今年は“ジンクス”から抜け出す絶好の機会といえる。ただ、今年のパ・リーグの大混戦が象徴するように、各チームとも実力は伯仲。波乱があっても不思議ではない。特に2位の西武は今季、ソフトバンクに14勝10敗と勝ち越しており、3位の日本ハムも同じくソフトバンクには14勝10敗。どっちが来るにしても、気の抜けない戦いになる。

 果たして、王前監督からの悲願だったCS突破を果たせるのか…。6年間続いた“呪縛”を断ち切ってこそ、ソフトバンクに本当の歓喜が待っている。


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[ 2010/09/27 07:09 ] スポーツ プロ野球 | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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