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燕急失速、交流戦は鬼門?

ヤクルト 1-4 オリックス(5月25日、神宮、観衆=12694人)

 セ・リーグの首位を快走していたヤクルトが交流戦に入って急失速。一体何が…。

 きょう5月26日はヤクルトナインにとって思い入れのある日だ。そう、ちょうど1年前、高田繁前監督(65)が成績不振の責任を取って辞任。涙ながらに会見したのがこの日だった。

 昨年のヤクルトは3月26日の開幕戦(対巨人、東京ドーム)こそ落としたものの、その後4連勝。上々のスタートを切ったかに見えた。しかし、4月は7勝16敗1分けと大きく負け越し。5月に入るとさらにひどくなり、交流戦前まで13勝23敗1分けで借金10の最下位だった。そして、5月12日から始まった交流戦では全く勝てずに9連敗。普段は大人しいヤクルトファンからも「高田辞めろ!」の罵声が飛び交い、5月26日の楽天戦(神宮)で敗れた後に辞任を表明し、翌27日からは小川淳司ヘッドコーチ(53)が「監督代行」として指揮を執った。

 その後、チームは立ち直って、最大19あった借金も8月24日に完済し、最終的には72勝68敗4分けで4位に入る健闘を見せた。しかし、この年の交流戦は開幕からの9連敗が大きく響き、9勝14敗1分けで11位に終わっている。

 そして、今年…。「代行」の肩書きが取れた小川ヤクルトは開幕3連敗の後、9連勝。一気に首位に躍り出ると5月も交流戦前まで6勝2敗1分けと順風満帆だった。しかし、交流戦に入るとガラリと流れが変わる。17日の日本ハム戦(札幌ドーム)で勝った後、引き分けを挟んで5連敗。セ・リーグではまだ首位の座を維持しているものの、交流戦では1勝5敗1分けでロッテと並ぶ最下位に転落した。

 特に昨25日のオリックス戦(神宮)では、オリックス先発のフィガロを打ちあぐねてわずか3安打。得点は六回に代打で出場したホワイトセルのレフトへの4号ソロによる1点だけという惨状だ。

 試合後、小川監督は「3安打で1点では勝てないですよね。交流戦7試合で7点でしょ。良かったころから比べると、みんな落ちている。何とかしないと…」と険しい表情。

 勝てない何よりの元凶は打線だ。25日現在、ヤクルトのチーム打率.255はリーグ2位だが、これが交流戦に限ると.190というありさま。7得点とともに12球団最低だ。いくらパ・リーグに好投手が多いといっても、これはもう“異常事態”と言ってもいい。一体、ヤクルトに何が起こっているのか…。

 昨シーズン途中から打撃陣の立て直しのために打撃アドバイザーに就任し、今季から総合コーチとなった伊勢孝夫コーチ(66)の見解はこうだ。

 「今日のフィガロぐらいなら何とかしないといけない。相手ピッチャーが良いのではなく、うちが悪すぎる。打撃には波というものがあるけど、今はみんなが悪くなっている状態。普通は打線の中で4人が調子を落としても別の4人が調子を上げたりするもの。だから調子のいいのと悪いのを入れ替えたりできるのだが、こうもみんながそろって打てなくなるのは珍しい」

 つまり、交流戦前までは全員そろって好調だったのが、交流戦後はそろいもそろって不調になったというわけだ。現役時代は勝負強いバッティングから「伊勢大明神」と呼ばれ、1980年に現役を引退した後はヤクルトのほか、広島、近鉄、巨人、果ては韓国のSKワイバーンズでも打撃コーチを務めた名コーチですら首をかしげる“珍現象”と言っていい。

 伊勢コーチは4番の畠山を外して、この日代打本塁打を放ったホワイトセルを起用するプランも示唆したが、こうもみんなが仲良く不振に陥ってはなかなか打線の組み替えも難しい。打開策について問われた小川監督も「考えますけど選択肢が…。できる範囲で考えないといけない。大して変わらないかも…」と超弱気だ。

 このまま低迷が続けば、セ・リーグ首位の座から転落するのも時間の問題となってくる。今はただひたすら我慢。再び“波”が来るのを待つしかないのかもしれない。

(成績はいずれも2011年5月25日現在)

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[ 2011/05/26 09:44 ] ヤクルト | TB(0) | CM(0)
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プロフィル

I thought what I'd do was, I'd pretend I was one of those deaf-mutes...or should I?

Author: 本間 普喜
(ほんま ひろき)

1963年5月7日、横浜生まれ
1987年、産経新聞社入社
職業:ライター
好きな食べ物:極上の本マグロ、アルコール類全般…
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